令和元年度
篠原克己さん
男性・40代
市販のテキストを読んだだけで合格は困難だと感じて平成31年1月に入学。
知識ゼロから9カ月、令和元年の試験で一発合格しました。
自己採点で権利関係9/14、法令制限6/8、宅建業法17/20、その他5/8、合計37/50。35点がボーダーラインでした。
勉強方法ですが4~5月頃に基本単元全て受講した段階で過去問に手を付けたところ正答率は4割強。
TOPの授業がわかりやすく、多ければ3回以上同じ単元に出席していたので当然ですが、そこでかなり油断して時間を無駄にします。夏場の答練で思ったような成績がとれず、かなり遅い段階の7月から真剣に過去問に取り組みはじめました。
それからは目標を全選択肢の正誤の理由も記述できるレベルとして本試験までに5周繰り返しました。
他社のテキストや過去問にも手を出しましたが無闇に数を増やすよりTOPの選びぬかれた過去問の習熟度を上げたほうが合格に近づくと試験数週間前に感じたのを記憶しています。
トータルの勉強時間は300~350時間だと思います。大半がTOPの講義時間ですのでかなり楽をしましたが、直前期には過去問の繰り返しに苦しみ、選択肢が正しければ正しいほどひっかけに感じる、一種の病んだ状態に陥りました。本試験でもわざわざ正解した選択肢を見直した時にひっかけに感じてしまい、間違いの理由をこじつけて1問落としています。
これから勉強される方も、おそらくこの病んだ状態を一度は感じると思いますので、一刻も早く脱するように早めに過去問に取り組み確実な知識を培うことをおすすめします。
また、授業に関してですが繰り返し同じ講義に出ることで先生による説明方法の違いがそのまま理解、記憶に繋がり基本的な知識の構築は非常に楽でした。特に関連して覚えるべき事項がどのテキストのどこにあるかページ数まで教えてくださったので、選択肢全ての正誤判断を求められる問題にも対応できました。今年の本試験の宅建業法では細かく正確な知識が要求されるような個数問題が増えたので、今後は宅建受験には必須の勉強方法になると思います。
何より本試験で本当にTOPで良かったと感じました。
まず、抵当権の計算問題ですが、春頃の講義で出る可能性が高い、いわゆるヤマとして覚え得おいた方が良いと詳しく教えていただいたので得点できました。さらに理解が少々難しい特定街区も今年の試験で出題されましたが、これも具体例とともに分かりやすく教わっていたので何も迷うことなく正解が選べました。
これからTOPで勉強される方にアドバイスできるとしたら各講義はなるべく1から順番に受けることをおすすめします。
特に法令制限、宅建業法は理解度が高まります。あとは何か迷ったときにはTOPの先生方がおっしゃるとおりにしていれば間違いありません。何度同じ間違いをしても何度でも繰り返し教えてくださった先生方には本当に感謝しています。教え方だけではなく、やる気を出させるのもTOPの先生方は非常にうまく試験に向けて高いモチベーションを保ち、常に合格した自分、この合格体験記を書く自分をイメージできていたことも合格の大きな理由です。本当にありがとうございました。